脱毛記 (6) 髭四回目の途中経過
脱毛日記と言えば、ビフォーアフター写真を公開するのが半ばお決まりとなっている。
しかし、手元であれば数え切れないほどアップロードして来た私であっても、顔元を公開するのは抵抗があるので、加工した写真をアップしようと思う。
「脱毛後写真」と称して施術間も無い時期の写真をアップしている記事が多いが、比較対象としては正しくない。施術直後に一時的に毛が抜け落ちるのは当たり前のことであり、施術一ヶ月以上経過して髭が復活した後の写真を比較することによって、脱毛の効果があったかどうかを判定すべきである。
以下、私の汚らしい顔元を晒すので見ないほうが良い。
私は根が写真嫌いにできており、自分の写真を携帯に一切入れていない。このような記事を書くことも想定していなかったため、脱毛比較用の写真も用意していなかったが、写真復元アプリを使って自撮り写真を探してみた。
半年ほど前の脱毛開始前の状態である。清潔感の欠片も無い。親知らずを抜いた跡の確認のために撮ったので大口を開けており、尚の事気持ち悪い。
この頃は毎朝髭を剃っていたのだが、夜になるとこの有様であった。鼻も顎も頬も汚い。
ここから先は確認用の自撮り写真を撮っていなかった。また、副産物として続々と過去の黒歴史写真が発掘されてしまったため、写真は完全に削除しておいた。
次に、髭脱毛四回後から五週間経ち、二日髭を伸ばした写真である。
髭の復活に苛立ち、一日に何度も髭を剃っていたため肌が荒れている。ツルツルには程遠いが、着実にゴールには近付いていることが分かる。少なくとも、四回目で青髭は完全に解消されている。
試しに一週間ほど髭を伸ばしてみようと思ったが、三日目で吐き気がしてきたので断念した。やはり髭は毎日剃らねば気持ちが悪い。私は外でも髭を剃れるように、常に替刃を携帯している程度には神経質なのである。
髭のレーザー脱毛に関しては、出力がそれなりのものであれば、およそ15%ずつ減っていくという見方が正しそうに思える。
100, 85, 72, 61, 52, 44, 38, 32, 27, 23, 20... という感じ。しかし、十回やって20%も残ったら恐らく私は満足しないと思う。
今後、髭の経過に関しては写真付きで見て行くことにする。
