あれからの日乗

西村氏

西村賢太氏の訃報を受ける

私は西村氏にどれだけ救われてきたのだろうかと思う

西村氏の小説が無ければ少なくとも今の私は無い

どうしようもなく辛いときに氏の小説を読み、幾度と無く救われてきた

生前に一度だけサイン会に行き、サインを貰った

西村氏のブヨブヨとした拳の感触は今も覚えている

あまりに実感がなく、ただ空虚な思い