あれからの日乗

引っ越した

今の部屋の問題

今の住環境は既にそこそこ良く、都心にしてはとても静かで、人気駅の近くであり、一人で暮らす分には全く困ってはいかなかったのだが、幾つか問題があったのと、給料が上がったこともあり、近場でより広い部屋にアップグレードすることにした。

狭い

ワンルーム二十二平米という、学生時代に十三平米の虚室で四年暮らした私としては、十分に広いのだが、それでも一人暮らしとしてはやや不足である。

臭い

かなりの築年数であり、カビ臭酷く、消臭元を十数個置いて誤魔化していた。健康にも良くないと思われる。

インターネットが無い

インターネットは今まで楽天モバイルテザリング一本で全てを賄っていた。楽天モバイルNetflixもそこそこ見られるが、時々不安定になるため、ゲームなどには向いていない。

個室オフィス探し

私は在宅勤務時には家賃一万のコワーキングスペースを使用しているのだが、個室ではないため、ウェブ会議を行う際にはわざわざ自室に帰っている。しかし、結構な頻度でキチガイコワーキングスペースでウェブ会議をしており、会社の情報を漏らしまくっている。

また、コワーキングスペースだと物理的なセキュリティ面において不安があるし、今後は完全リモートになるため、個室を契約することにした。

予算は家賃四万までを想定で、壁に隙間無く、ウェブ会議が問題なく可能な部屋である。

探してみたところ、近所にできて間もない、月三万の個室オフィスを発見した。内見してみたところ、やや狭さが気になるが、作業には問題無さそうだったので、こちらで契約することにした。

住居探し

今の住居は立地は非常に良いのだが、寝るためだけの空間のため狭い。あくまでも仮の住まいとして借りたワンルームであったので、もう少しまともな部屋を探すことにした。

予算は個室オフィスと合わせて月十五万程度を想定。駅まで徒歩五分程度で、かつ個室オフィスに近いほど良い。間取りは最低でも1Kで、三十平米以上、バス・トイレ別で、防音性に問題無いことが最低ライン。

近所の評判の良さそうな町の不動産屋に行くと、丁寧に対応され、いきなり内見までさせてもらった。

有り難かったのは、ネットの賃貸検索サービスで見つけたものも、教えてもらえればうちで調べますよと言って頂いたことである。あの手のサービスは囮物件も含まれているため、こちらから目ぼしい物件を送ると、無いものは除外した上で内見のセッティングをしてもらった。

決めたのは、三十三平米の + ウォークインクローゼット1DKで家賃十二万の物件で、個室オフィスまで徒歩三十秒という完璧な立地である。固定費で月十五万持って行かれるのはそれなりに痛いが、良い環境がより良い成長を生むと私は考えており、私はそのための投資を惜しまない。

引越し

レンタカーにて、ソロ引越し。ドラム洗濯機以外の全てを自分で運んだ。

ドラム洗濯機は二万で業者に運んでもらった。事前に測ってみたところ、数センチぐらいの余裕しかなく、入るか微妙だったが、ギリギリ入った。ただ、故障や取り外しのときに、悲惨なことになると思うので、今後はもっと小さい洗濯機を買おうと思う。

レンタカーは八千円程度で、軽のバンで三往復した。洗濯機のおじさん曰く、洗濯機の運搬費用に一~二万プラスしたら、荷物も全部運んであげたのに、とのこと。

次回の引越しは全てを洗濯機のおじさんに任せようと思う。というか、多分あの洗濯機はおじさん以外には取り外せない。

感想

綺麗で広い。特に、ウォークインクローゼットが素晴らしく、この空間に服とダンボールの空箱全てを押し込めるため、非常に使い勝手が良い。

さらに、コンビニまで徒歩一分、スーパーまで徒歩二分のため、最早外に出る必要が無い。

ピアノOK物件であり、角部屋なので、夜中にbmsをすることも問題無い。インターネットが開通したら、ある程度の再開も検討したい。

今後の展望

このまま独身を貫くのであればしばらくは今の住居に住み続ける予定である。一応同棲も可能で、今やっているアニメのように、仮に女子高生を拾うというような事象が起こったとしても対処できるが、そのような非現実なことを考えても仕方が無い。

正直、フルリモートであれば都心である必要は全く無く、都内に住む必要もないのだから、田舎の家賃数万の広々とした物件で、豊かに暮らした方が賢い。

私は、いずれ良き相手が見付かればその人の住みたい所に引っ越す積もりで居る。リモートであれば、檜原村だろうと八丈島だろうと、仕事はできるのである。

四月十二日〜四月十五日

四月十二日(月)

午前八時、起床、コワーキング。終日、無気力。

宅配ハンバーガー。アイロン掛け、荷造りの準備。

四月十三日(火)

午前八時、起床、出社、終日、無気力。

帰宅、宅配飯、コスパ悪し。

四月十四日(水)

午前八時、起床、出社、無気力。

昼、ラーメン。何となく四ツ谷界隈を歩いてみるも、収穫無し。もうこの辺りに来ることも無かろう。

夜、美容院。

四月十五日(木)

午前八時起床、有給。気力回復。

昼、脱毛。死ぬ思いをし、気力を失う。

印鑑登録しに区役所へ行く。ペーパーレスの兆し無し。

夜、ホワイトニング、宅配飯。

チェンソーマン

俺は ずっと追いかけていたモンをやっと掴んだんです でもいざ掴んでみるとそんなモンは… 俺が思っていたより大した事なくて…… もしかしたら… これから俺がまた何か違うモンを追いかけて掴んだ時もっ 追いかけてた頃の方が幸せだったって思うんじゃねえのかって…

チェンソーマン(藤本タツキ)2巻より。ファイアパンチ然り、センスの塊のような漫画である。

上記は、主人公が初めて女の胸を揉んだときの感想なのだが、私には刺さった。人生というものを的確に言い表していると感じた。

私がbmsをやっていて幸せだったのは、何か崇高なものを追い求めていたからであって、私が社会人になったのは、社会に出れば何か崇高なものを得られると思ったからであって、いざその地位を得てみると、何と言うこともなく、ただ自身の自由を喪っただけであったことに気付く。

今後、必死に私が追い求めていたものが得られたとき、それが私が期待した通りの効用をもたらさなかった場合に、私は絶望せずにいられるだろうか。

四月八日〜四月十日

四月八日(木)

午前九時起床、出社。

夜、契約金振り込み。過去最大級の赤字月になりそうだが、来月以降で取り返せば良し。全ては自身への投資である。

チープな宅配飯を食し、寝る。

四月九日(金)

午前九時起床、出社。九時過ぎに起きても、余裕で間に合ってしまう。出社五連チャンで憂鬱な気分になる程度には、引き籠もりが当たり前の生活をしている。

まあ、これが人生最後のサラリーマン的生活の瞬間であると考えれば、これはこれで噛み締めるべき一時なのかもしれぬ。

午後七時、帰宅。ストレスが酷く、宅配ハンバーガー、寝る。

四月十日(土)

午前九時起床。映画。

昼、宅配ハンバーガー。好い加減飽きた。

夜、宅配まぜそば。タレが甘すぎ、外れ。

ネバーランドの漫画を読み終える。

漫画から入るとあのアニメは歴史的クソアニメになるが、予備知識無しでアニメだけ見れば、漫画の導入程度には楽しめると思う。

四月五日〜四月七日

四月五日(月)

午前八時起床。発表、資料作り。

午後八時帰宅。怪物事変を三・一倍速で全話視聴。腐女子向けか。

四月六日(火)

午前八時起床、出社。帰宅、宅配ハンバーガー。

ミドルクラスの物件のためか、入居審査がやたら面倒であったが、ようやく許可が下り、安堵す。

四月七日(水)

午前八時起床、出社。昼、ラーメン。

水を飲もうとマスクを外したら、食事中以外は着けろと文句を言われる。

水を飲むときぐらい良いだろう、と返すと、水を飲むとき以外は着けろ、と言われる。

飛沫云々の話をするならば、この余計な遣り取りによって発生しているし、雑談している店員はお咎め無しであるし、最早カルト宗教か、と思う。

値段と意識が高いだけで大して美味くもなく、半分残す。

夜、ホワイトニング。帰宅後、口直しに宅配ハンバーガー。業者の手配と購入する家電を確認し、寝る。

四月一日〜四月三日

四月一日(木)

午前八時、起床。用事あり、出社。

この会社の、そういうところがなァ、という感じ。

午後七時半、帰宅。夕飯にゴディバのアイス。アーモンドが歯に挟まり、外れ。

夜、ネバーランド二期を三倍速視聴。

全二十巻の作品があっさり完結し、三倍速で展開が通り過ぎていった。原作を読んで補完しろということなのだろうか。

四月二日(金)

午前八時半、起床。コワーキングスペースに籠もり、何もする気が起きず、無為に過ごす。仕事が詰まらないと、人生まで詰まらぬものとなる。

夜、宅配ハンバーガー、締めのハーゲンダッツ

Dr.STONEを三倍速視聴し、一気に三クール消化。

Boichi氏の絵が好きではなく避けていたのだが、安定の稲垣氏の原作ということもあり、見事な少年漫画である。子供にはこういう作品を見て育って欲しいなあ、と思う。

四月三日(土)

午前九時起床。ELBの切り忘れでAWSから25ドル請求される。とは言え、AWSでこの程度の請求はまだ可愛いレベル。

ワールドトリガー二期を三倍速で最新話まで視聴。一期のアニオリは悲惨だったが、二期はランク戦が丁寧に描かれており、面白い。

昼、渋谷。外れ。帰って昼寝。

別件で面談キャンセルの連絡を受ける。会いたくない相手だったので、安堵す。

三月三十日〜三月三十一日

三月三十日(火)

午前七時、起床。午前八時、出社。自分なりのけじめを付け終える。

夜、歯医者に行き、歯の清掃とホワイトニング。茶渋がごっそり取れ、久方振りに歯の白さを取り戻す。

油そばと、締めのハーゲンダッツ。ブリーピリオドの続きを読む。

自身が大学に入って味わった挫折が思い出される。結局自分は何者でもないからこそ、何者かになりたかったし、今でも何者かになろうと足掻き続けている。

三月三十一日(水)

午前八時半起床。コワーキングに籠もろうと思ったが、最近はマナーの悪い客が多く、気分を害するため、出社。結局、会社にて、気分を害する。

夜、女と通話。一時間話すも、私の苦手なタイプで精神を消耗する。

心神耗弱、クタクタになり、そのまま寝込む。

三月の収支

-270k. 先月の勝ちが帳消しになるほどの大敗。携帯とPCパーツ買い替えが効いた。

四月には引越しが控えており、さらにマイナスが拡大する見込み。

あれこれ

実家暮らしは年収に二百万程度のブーストが掛かるので、世間体や結婚を考えるよりも、ただひたすらにFIREのみを目指す生き方も、一つの選択としては有りなのかもしれない。

続きが気になるが、朝日なので読めない。

ウイルスの世界的な影響についてはさておき、私個人としては会社に行く義務が無くなったため、プラスの影響の方が遥かに大きい。

仮に自身が学生であったとしても、一限早起き不要、授業録画し放題、潜り放題でラッキー、としか思わなかったと思う。非コミュの私には、学校に行けなくてかわいそう、という感覚がさっぱり分からないのである。

三月二十七日〜三月二十九日

三月二十七日(土)

朝、九時起床。二週間溜め込んだ洗濯物のアイロン掛け。多すぎて終わらず。

昼、銀座。面接。事前に殆ど連絡を取らず、準備無しで行ったが、大当たり。

夜半、外出する気が起きず、宅配ハンバーガーで済ます。

女の子に勧められたブルーピリオドを読む。知らず知らずのうちに涙が出る。

好きなことをして生きていくことは美しく、それは他人にどうこう言われる類のものではない。

自分の人生は自分で決めることであり、私は自身の子(子を持つ日が来るとは思えないが)が将来プロゲーマーになりたいだとか、YouTuberになりたいなどと言い始めても、その意思を尊重したいと思う。音楽ゲームに人生を捧げた自身を投影しながら読んだ。

三月二十八日(日)

朝、二度寝、十四時起床。プロテインを切らし、宅配サンドイッチを頼む。

不動産屋から連絡を受け、内見に行く。面倒な私の、注文の多い条件を完璧に満たす部屋を見つけ、即決で契約の段取りを進める。

夜、コンビニ飯。ハーゲンダッツの抹茶チョコレートクッキーをデザートに食す。

アイロン掛けの残りと、部屋の掃除。作ったAmazonカードが届くも、月末に手続きを進めると年会費が割引にならないというレビューを見つけ、放置。

午前一時、就寝。

三月二十九日(月)

午前八時起床。九時、コワーキングスペースに籠もり、だらだらと作業。はかがゆかず。

夕方、不動産屋にて申請書の記入。不動産屋お勧めのラーメン屋にて、つけ麺と餃子を食す。餃子が肉厚で美味し。ハーゲンダッツで締める。

女の子に呪術見てる(実際は最初の数話)なぞ言ったが故に、全話視聴する羽目になり、三倍速でニクール分消化し、感想を伝え、就寝。