発狂皆伝が二年bmsを休むとどうなるのか
気の迷いで二年振り(正確には二十二ヶ月振り)にbmsを行った。私の今までのエア引退期間は最長で半年であり、「二年振りのbms」などという機会は今後無いと思われるので、折角の機会ということで配信まで行った。
二年放置したチャンネルであり、一切予告もせず、テスト配信の積もりで行ったというのに、何人かの方に来て頂いたのは、涙が出るほど嬉しい限り。
最初に御礼を言って頂いた方に対し、設定に手間取っていたため返礼できなかった。ここを見ているかは分からないが、この場で例を言わせていただく。私のウェブ日記には相変わらず変な事ばかり書かれているが、たまには人の役に立つようであり、私のおかげで上達できた、などと言って頂けると心から嬉しく思う。
上のプレイは本当にぶっつけ本番である。配信に手間取り、最初の十分ほどは切れてしまったが、陰で練習などはACも含めて一切しておらず、正真正銘の二年振りのプレイである。
配信の方法が以前と変わっており、開始に手間取ってしまったのと、音量が異様に小さく、私が何を喋っているのかあまり聞き取れず、残念な配信となってしまった。
手元を見ると全盛期に比べて無駄な動きが多く、下手なプレイとはこんな感じなのかと参考になる。
一応はエアゴhardまではできたが、皿が絡むと全く押せず、★21以上は話にならぬ感じ。というわけで、表題の回答としては、発狂皆伝が二年休むと九段ぐらいになる、といったところか。思いの外健闘したのではなかろうか。
さて、数エントリ前で私はbmsは役目を終えた、と言ったにも拘わらず、また掌返しか、と思われるかもしれない。私は人生において返した掌の数は数え切れぬ程あり、それ自体は別に珍しいことではない。
しかし、私はエア引退を解除する積もりは無い。動画の最後に小さい音量で喋っている通り、完全な形での復活は不可能である。
「熟達の形式」としてのbmsはやはり諦めざるを得ないが、「エンジョイ勢」に伍する事も良しとしない。しかし私はbmsを愛している。
そのような面倒な私を納得させる一つの妥協案は、「ジム通い」「筋トレ」の代替としてのbmsである。bmsによる熟達は諦め、bmsをトレーニングの一形式として考える。そうすれば以前のように週五ペースを維持せずとも良くなり、週に一日以下しかbmsに触れずとも、往時の完全な実力を取り戻さずとも良くなるのである。
何とも苦しいところではあるが、これが現状の私にとっての落とし所であろう。やはり、私はbmsからは逃れられぬ運命にあるようである。